肌荒れの原因はなに?肌トラブルを治す4つの方法
ニキビや肌のごわつきなど、肌トラブルで悩んでいませんか?
わたしも、肌荒れがひどい時は「こんな状態で人に会いたくない。。」と自信をなくしていました。
実は同じように見える肌荒れでも、原因は全く違います。水分が足りているのに、水分ばかり補っていると、逆効果になることもあります。
そのため、肌荒れを正しく改善するためには、自分の原因にあった対策をするのが大切です。
この記事では、なぜ肌が荒れるのか、実際に筆者が試して効果のあった方法を解説します。
しっかりと実践すれば、肌の調子が良くなって「肌キレイだね!」と褒められるようになるはず!ぜひ、参考にしてくださいね。
1.肌荒れを引き起こす4つの原因
吹き出物・ニキビ、乾燥(ごわつき)などの原因は、大きく分けて次の4つです。
・皮脂の不足
・水分の不足
・ホルモンバランスの乱れ
・便秘
美しい肌とは、水分と皮脂(油分)のバランスが取れている状態です。このバランスが崩れると、肌トラブルが起きることがあります。それぞれ、順番に見ていきましょう。
原因1.皮脂(油分)の不足
皮脂(油分)は肌の表面を覆って、潤いを保つ役割を果たします。
皮脂が少なくなると、肌の水分が蒸発してしまい乾燥肌に陥ります。
原因2.肌の水分不足
水分は肌を潤わせるものです。水分量が少なくなると、いわゆる乾燥肌になります。
一方、外側が潤っているように見えるのに、肌荒れが起きている場合は、インナードライの可能性があります。
インナードライとは、「皮脂が過剰で水分が足りていない」状態です。ツヤツヤして水分が足りているように見えるのに、肌が荒れているときは、実は水分が足りていない可能性があります。
原因3.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、肌トラブルが発生しやすくなります。
生理前になると、皮膚を作って肌の状態をよくする「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が減少します。
さらに、黄体ホルモン(プロゲステロン)が、体内に水分を留めるため、老廃物が外に出づらくなります。
その結果、生理前になると肌トラブルが起きやすくなります。
原因4.便秘
便秘になると、老廃物が外に出なくなるため肌荒れになりやすくなります。
食べ物を食べたとき、体は栄養素を取り込み不要物(老廃物)を体外に出そうとします。
しかし、便秘になると老廃物が排出されず、体内にどんどんたまってしまいます。
そのため、便秘になると肌荒れが起こりやすくなります。
2.肌荒れを改善するために重要なポイント4つ
肌荒れの原因は、「水分不足」「皮脂の不足」「ホルモンバランスの乱れ」「便秘」と説明しました。
しっかりと肌荒れを治すためには、しっかりとした栄養をとり、しっかりと肌を回復させることが重要です。
そのためには、とくに次の4つを意識すると良いでしょう。
・水分を補給する
・ビタミンCをとる
・肌への刺激を少なくする
・しっかりと睡眠をとる
2-1.水分を補給する
化粧をしたらクレンジング、洗顔して汚れをしっかり落とし、化粧水で肌にしっかり水分を補給しましょう。また美容液を使わない方もいらっしゃいますが、美容液は肌に直接栄養を与えることができるので、美容液を塗ってから、クリームで保湿することをおすすめします。
乾燥肌の方は、元々の皮脂の分泌量が少ないタイプなので化粧水でしっかり水分を補給してからクリームでもしっかり保湿するようにしましょう。脂性肌の方はクリームの量は薄く肌を覆う程度で、化粧水で水分を補給することをおすすめします。
2-2.ビタミンCをとる
ビタミンCは、皮膚の修復を助けます。傷ついた肌を治すためには、積極的にビタミンCを取りましょう。
具体的には、次の2つの方法が有効です。
・スキンケアでビタミンCを補給する
・食事でビタミンを摂取する
スキンケアでビタミンCを補給する
化粧水や美容液には、壊れやすいビタミンCの効果を損なわないように改良された成分「ビタミンC誘導体」が含まれているものがあります。
ビタミンC誘導体が、含まれている化粧水や美容液を使えば、ビタミンCの効果(肌を修復すること)を皮膚へ浸透させることができます。
食事でビタミンを摂取し、便秘を治す
緑黄色野菜にビタミンCが多く含まれています。これらを積極的に摂取して、体内からビタミンCを補給するのも大切です。
その際、ビタミンCは「熱に弱く、水に溶けやすい」ので、茹ですぎたり、加熱しすぎるとビタミンCの成分が失われてしまうことがあります。そのため、できるだけキウイやミカンなどを生で食べるようにしましょう。
食事だけからビタミンを補給するのは、どうしても難しいのでサプリメントを服用するのもオススメです。
2-3.肌への刺激を少なくする
肌荒れしている時は、肌が敏感になっているのでちょっとしたことでも刺激になっていることがあります。
枕カバーやマフラーなど、直接肌に触れるものは要注意です。なるべくこまめに洗濯し、清潔に保つようにしましょう。
また、できるだけ化粧も控えましょう。とくに、カバー力のあるファンデーションや重ね付けは、クレンジングのときに肌に大きなダメージを与えてしまうためNG。
また、どうしても化粧が必要なときは、ビタミンCやミネラルが配合されている肌に優しいコスメを利用しましょう。例えば、ミネラルが配合されている24時間コスメには、落とさなくても大丈夫なくらい肌に優しいと言えます。
ただ、どれだけ優しい化粧品でも肌に負担がかかってしまうので、つけたまま寝るのは絶対に避けましょう。
2-3.睡眠をとる
ホルモンバランスは、ストレスや不規則な生活、睡眠不足で簡単に崩れてしまいます。
とくに睡眠は、ストレスを抑制しホルモンバランスを整えるので、きっちり寝るように意識しましょう。
22時から2時は、成長ホルモンが分泌されて肌の再生が行われるゴールデンタイムなので、就寝するように心がけましょう。
3.肌荒れを治すおすすめアイテム
肌荒れがひどくなったら皮膚科の病院に行くことをおすすめしますが、そこまで酷くない場合は、普段の生活で使う基礎化粧品から、肌荒れを予防し、治していきましょう。
最後に、肌の調子を整えるために、普段から私が使っているアイテムを紹介します。
3-1.水分バランスを整える化粧水
肌の水分には、肌の水分バランスを整えてくれる無印良品の「バランス肌用化粧水」がおすすめです。400mlで1800円と、たっぷり使えるのに低価格。
無添加、無着色、無効物で肌に優しいのが嬉しいポイントです。
3-2.ビタミンC誘導体化粧水
ビタミンC誘導体化粧水は、肌に直接ビタミンCの効果を浸透させることができます。
10種類ほど試してみた結果、とくに次の2つがオススメです。
・スキンコンディショナー ローションVC(ナリスアップ コスメティックス)
・メラノCC しみ対策美白化粧水(ロート製薬)
スキンコンディショナー ローションVC
スキンコンディショナー ローションVCは、500mlの大容量で1200円ほどなので、かなりお得です。化粧水としてだけではなく、パック用にも使ってみてもいいですね。
メラノCC しみ対策美白化粧水
メラノCC しみ対策美白化粧水は製薬会社のロート製薬がビタミンCの働きにこだわって開発したものです。
『メラノCC』シリーズには美容液やシートマスクなども発売されているので、何を買えばいいか分からないと言う方は、シリーズ一式を購入することもおすすめします。
3-3.ニベアの青缶
化粧水で水分を補給したら、最後にふたをして水分が逃げるのを防ぎましょう。
オススメは「ニベアの青缶」。ホホバオイル、スクワランなどが含まれているため、保湿力はかなり高め。
169gで500円ほどなので、かなりお財布に優しい商品です。ただし、
高い保湿力があるということはそれだけ油分が含まれているということ。付けすぎには注意して下さい。たっぷり塗るのではなく、なるべく薄く、イメージとしては薄い膜が皮膚を覆っている程度にするのがおすすめです。
4.肌荒れが悪化してしまったら
これまで肌荒れの原因や治し方を説明してきましたが、これらはあくまでも一部分でしかありません。人それぞれ性格が違うのと同じで、肌荒れする原因も人によります。
何よりも大切なのは、体に負担の少ない状態をキープすること。まずは、バランスのとれた食事と十分な睡眠をとるようにしましょう。
しかし人付き合いで外食が多かったり、残業で遅くまで仕事をしなくてはならない日もあると思います。自分ができる限り規則正しい生活を送ってみて、それでも全く改善されないようであれば皮膚科に診てもらうようにしましょう。
まとめ
今回は肌荒れの原因から、肌荒れの治し方やおすすめの商品を紹介してきました。
肌荒れは体の不調や疲れが肌に現れたものです。次の日綺麗に治ることはありません。疲れやストレスを貯めないように、まずは規則正しい生活とバランスのとれた食事を心がけましょう。
その上でサプリメントや化粧水でビタミンCを補給し、徐々に体質も改善していくことが大切です。